職場内恋愛







『うわぁー…!

マジか、それ!


大人って恥ずかしいとかねぇーのかよ~』


相原はそう言って京地に同意を求める。


ヤバイって…

あの京地に目撃されてた、って…


俺の心臓は荒くなる。



「山の奥だからってもうちょっと人目、気にした方がいいじゃんね~?」


京地はまた、俺を見た。


やっぱり俺のことだったか。

ってか俺のこと以外にあるワケないか。



まさか京地に見られてたなんて。

しかも見られたならアイツ、知っちゃったじゃん。


俺と奈々がより戻したこと。


またおちょくられんのか、俺。



あー…朝から最悪だ。