その声に俺は足を止めた。

まさか…無理矢理なのか…??


面倒なことに巻き込まれたくない俺。

でも、これだけは放っておくわけにはいかなくて。

公園に足を踏み入れた。



声のする方に俺は足を進める。


そうすると3人くらいの男たちがいて、その中心には服がはだけた女の子がいた。



『おい、おめぇら

誰のに手ぇ出してんだよ?』


気づいたら俺の口をそう動いていて、
腕の中には服のはだけた女の子がいた。



『誰だよ、お前?』


リーダー格みたいな男が俺を睨む。


チッと舌打ちした俺はスーツの上着を女の子にかけて立ち上がる。



『てめぇに名乗る必要もねぇだろ?!』

と、言った俺はその男を殴った。


あ~ぁ…

めんどうなことになったよ、やっぱり。