『じゃあ、また』 ディナーを終えて車で奈々を家の前まで送る。 「月、キレイですよね」 奈々はシートベルトを外したものの、車から降りようとしない。 『あ、うん。そうだな』 ってなんか俺…ドキドキしてない? 俺…何期待しちゃってるんだろう。 多分奈々にそんなつもりはないのに。 「あの…」 奈々は俯き気味に呟く。 どうしたんだろう。 奈々は…何を言うんだろう。 って俺のドキドキ…加速してるし。 「今まで、ありがとうございました。 すごく…楽しかったです。 だから…終わりにしましょう。」