甘い香りがアタシと柊二に広がって、柊二が唇を放した。 「トリュフ、上出来」 そう、極上の笑顔を見せる柊二にアタシは赤面するしかなかった。 結局はあのおいしくない表情はアタシとキスするための口実。 それでもそんな柊二を愛おしいと思う。 「梓、ありがとな」 ギュッと柊二に抱きしめられてアタシの中の幸せ感が上昇する。 柊二の腕の中。 これがアタシの極上の幸せ。 アタシと柊二のココロが温まると、外の雨も上がっていた。