結構時間がかかったけど、俺達が泊まるペンション的な所に着いた。
「楽しそう!早く滑りたい!」
「え、美帆滑れんの?」
「当たり前じゃん。根元と一緒にしないで」
「俺だって滑れるし!
知らないのか!!俺の運動神経の良さを!!」
「ああ…そっか……。
神様って誰にでも1つは取り柄を与えてくれるんだね。なんていい人……いや、神様って人かな?」
根元と美帆のやり取りを何となく聞きながら、自分達のペンションへと歩く。
女子と男子のペンションは別だけど隣同士。
…だからどうとかはないけど、ただ言っただけです。
