不真面目日記

▲∇▲山村∇▲∇





もう今年も終わりかぁ…。


何となく寂しいな…。






「よーぅ、山村ぁ、どしたんだよ?お前テンション低いな」

「いや別に。一年中高いねもっちゃんよりマシでしょ」

「………。それよりさ、せっかく今年最後なんだから、騒ごうぜ」

「うん」







それからパーティーは楽しく進行して、カウントダウンも無事終わり…。




「明けましておめでと!!」

「おめでとー」

「今年は根元が生まれ変われるといいね」

「ムリでしょ。言ったじゃん、何をしようが結局根元は根元でしかないって」



「そっか……」







「え、いや…何それ。俺そういうの傷付くわ。ガラスのハートだから」

「え?木じゃなくて?」

「何その微妙なチョイス。俺の心は木製じゃないよ」



俺は何か変なやり取りに何となく口を挟んだ。




「根元の場合存在自体が微妙じゃね?」

「うっわ、今のは確実にキタわ。俺の心は砕け散った」

「喋り続けてる内はまだ大丈夫でしょ」

「大体山村の存在の方が微妙なんだよ。何その影の薄さ!
未だに山村のキャラがわかんない人もいるよ、きっと」

「いないね。根元だって絶対『何このやたらうるさいバカ』とか思われてるよ」