不真面目日記

▲∇▲根元∇▲∇





暇だ。


きっと今頃、高木あたりが俺と同じようなことを考えているだろう。




でも俺は高木とは違う。


大事なスペースを暇だ暇だで済ませる気はないし、ちゃんといろいろ考えるつもりだ。







…と大口を叩いてはみたものの、全く思い付かないからとりあえず遊ぶことにした。




まずは山村にでも電話するか。


「最近アイツ出番少ない気がするし」


たまには喋らせてあげないとな。


俺って優しいわ…。

そう思いながら山村に電話をかけた。





プルルルル…




《もしもーし。何?根元》

「今から遊ばね?」

《まぁ、暇だからいいけど…》

「メンバーはいつもの8人な」

《うん…》

「ねぇ……」

《何?》

「何かボケろよ。ボケとツッコミのない会話がどれほど退屈かわかってんのかよ!!」

《え…何ソレ》