そして学校について教室に入るといつものメンバー7人と担任がいた。
「あっ!奏多!遅かったじゃん」
「わりぃ」
俺、謝る必要ある?
俺補習じゃないんだよ!?
「山田!おまえも補習したかったのか!!」
担任が目を輝かせて俺に言う。
「んなわけねぇだろ!」
「いつまでも、そんなこと言ってないで素直になれよ!本当は、勉強したいんだろ」
なに言ってんだ?コイツは…
「そんなやつ日本中探したっていねぇよ!」
「そうか…?」
「うん。いない。とにかく俺はここで寝てるから終わったら起こして」
俺は自分の席、窓側の一番後ろに座って伏せた。
つか、俺たちどんだけ馬鹿なんだよ…
俺意外みんな補習とか馬鹿だろ……
やっぱ、顔がいいやつはどこか抜けてるんだよな…
ってこれじゃあ俺だけ顔悪いみたいじゃん…
まあ、どうでも良いけど…
そして俺は寝た。
「…奏多!奏多!!!」
「ん‐?」
「補習終わったよ」
「そっか。じゃあ帰るか」
「うん♪」
んで、俺達8人は家へ帰った。
