あーあ。
暇だな…。
ゴロンとベッドに仰向けになって天井を見つめる。
楽しくない。
ついさっきまではみんなでわいわい騒いで、楽しかったのに。
仕方ないから寝ようと目を閉じると、誰かから電話が来た。
「はい」
《あっ、山田?俺だけど》
いや、わかんねぇだろ、
文字だけじゃ。
オレオレ詐欺?
古…。
「……おー、お前アレだろ?井ノ上だろ?」
《え、井ノ上誰?》
「じゃ、アレだ、川上だ」
《か、川上?》
「違うのかよ。あ、わかった。中田か」
《………》
「……落ち込むなよ、悪かったって。ホントはわかってるから。
A組の佐川登(サガワノボル)くんだろ」
《A組に……ってかこの学校に登くんいないけど…もういいや。俺登くんでもいいや
》
