「………」
そこで無言にならないでー…。
「じゃあさ、そういう美帆は…誰が好きなわけ?」
「え…ッ!私は……」
「……」
「……」
「……」
「……」
またしても『…』が続く沈黙。
実はスペースをかせぐためである。
黙って美帆の方を見ると、美帆は下を向いていて、目を合わせてくれないのであった。
俺は美帆の言葉を待つ。
「私は…」
俺が心の中で何かナレーションっぽいことをしていると、美帆がやっと口を開いた。
「うん……」
「根元のこと好きだよ…」
「うん………って、ぇえ!!?」
「根元は…誰が好きなの?」
「俺、は…」
この際、言ってしまおう。
どうせなら俺から告りたかったけど、もう遅いし。
「俺も美帆が好きです!付き合ってくりゃさい!!」
しまった!
大事なとこで噛んでしまった。
何てヤツだ俺。
まあ、変なこともいろいろ言っちゃったけど、めでたく付き合うことになったのであった。
はい、拍手拍手!!
