俺らは、なんとか根本をこっちの世界によびもとすことに成功した。
「根本…、大丈夫か?」
みんなの顔はいきいきしてるのに、根本の顔は会社帰りの疲れたサラリーマンみたいな顔をしていた。
「だっ大丈夫だし。俺全然まったく怖くなかったよ。」
「そんなこと誰も聞いてねーよ。白目向いてた奴が言ったって説得力ねーよ」
山田が会話に入ってきて、根本につっこんだ。
「いやっ、だから俺は白目の練習してただけだって!」
「…‥根本もういいよ、俺らはなにも見てないから。安心して。」
「ねぇ、やめてくんない。まじ泣きたくなってくるから。」
「ねぇ、次あれね。」
捺月がさっきのメリーゴーランドをさしていた。
「ヂャァ乗るか。」
山田がそう言ってみんな各自のりはじめた。
