だからしゃべり続けていたら、山田が
「根元…大丈夫だから…死んだりはしねぇんだからさ。怖かったら手繋いでてやるよ、高木が」
とか、すごく心配してきた。
恥ずかしい!!
恥ずかしいよ俺!!
マジ恥ずかしい!!
何か7人とも冷たい目で俺を見てきた。
うわ…
どうしようこの空気…。
ついには隣に座っていた高木が本当に手を差し出してきた。
「はい。繋いでていいよ。我慢とかもしなくていいから。泣きたいときは泣いた方が楽だよ」
「やめろォォォ!!!何なんだよお前らさっきから!!
妙に優しくなっちゃってさ!!
恥ずかしいし切ないから優しくすんじゃねぇよ!!」
俺がそう叫ぶと、7人だけじゃなく周りの乗客みんながビクッと反応した。
しかも、山田のいつものクールな雰囲気はどこへ行ったのか、柔らかい雰囲気になっている。
俺に対してだけ。
「根元…恐怖心で情緒不安定なのはわかるけど、そんな怒ったら体に悪いぞ」
「恐怖心だけじゃねぇ!!恐怖心+お前らへのイライラだ!!
お前は俺のお母さんかよ!お母さんより優しいよ山田!!」
