−翌朝
頭いてぇのなおちゃってるし…
捺月に会いずらいけど行くしかねぇか…
俺は、学校へ向かった。
学校につくともう、みんな来ていた。
そりゃそうか…
もう、8時30分過ぎてるし−
教室に入ると捺月がチラって見てきた。
でもすぐに逸らされた。
なんなんだし−
とりあえず捺月に説明するべきか?
「捺月?来いよ」
俺は、捺月の腕を掴んで屋上にきた。
「捺月?」
「…」
無視かよ…
「勝手にバイトしたりして悪かった」
「………」
まだ怒ってんのかよ…
「俺、高校生になったら一人暮らしか寮に入ろうと思って。そのために働いてたんだよ」
「……」
どんだけ怒ってんだ?
「ごめんな」
