「ああ!!!」
うるさっ…
捺月は大きな声を出して下駄箱の上を指差した。
そこには……
「あった!!」
上履きが3つ並んで置いてあった。
どうやってあんなに高いところに置いたんだよ…
ってツッコミたくなる…
「あたしが取ってあげる」
「どうやってとるんだよ……チビのくせに」
「言うな」
「はいはい。良いよ。俺がとるから」
「取れるの!?」
「当たり前だろ。高木?来い。」
「なに!?」
「俺の肩に乗ってあれとってきて」
「ああ!!ぼ……俺の上履き!」
コイツ…僕って良いそうになったな。
まあ、あえてツッコまないでおこう。
「ほら、乗って!」
すると高木は遠慮なんて一切せず当たり前のように俺の肩に乗って上履きを取った。
いくらチビで軽くたってちょっとは遠慮しないか!?
まあどうでも良いけど…
「はい!!上履き」
「ありがとう」
俺は上履きが2つしか無いことを疑問に思い下駄箱の上を見てみた。
そこには……
高木が取って来なかった上履きが…。
