いや待て!!
負けるな俺!
俺は何も悪くないはずだ!
《勝手にすればいいでしょ!!所詮僕らは他人だもんね!!》
「す…するよ!俺の勝手に!そりゃするでしょ、俺次第だもん!!」
ここで高木の可愛さにやられてはいけない!
俺は絶対に何も悪くない!!
《いいよ!!もういいよ!!帰るよ!?》
「えっ?あっ……」
《いいの??帰っちゃうんだよ僕!帰っちゃうよ!?》
おそるおそる窓の外を覗くと、高木が走り去ろうとしているシーンだった。
しかも泣きながら。
「たかッ、高木!!」
噛んでしまったが、俺は思わず高木の名を叫んでいた。
「ごっ、ごめんねェェェェェ!!!!!
あっそういえば髪型変わった??変わったよね。うんうん、かっこいい。今までの高木とは思えない」
《今までの僕はショボかったってこと?》
