《今からめっちゃ凄いもの見せてあげるから外出てきてよ!》
「いや…あんま見たくないから」
《いいの!?見なかったらマジで後悔して寝れないよ!?死ねないよ!?》
「いや…死ぬ予定はまだないから」
《気になって気になって牛乳を飲むことすらままならないよ!?》
「いや…俺牛乳嫌いだから」
すると突然電話の向こうが静かになった。
《……きゃ…だろ…》
「え?」
上手く聞き取れなかった。
聞き返すと、今度は怒鳴られた。
《じゃあ見なきゃいいだろ!!!!》
「……」
いや………だからそう言ってるじゃん…。
《そうやってみんなして僕…じゃなくて俺をいじめるんだ!!じゃあいいよ!!もう見せてやんないから!!》
「……そこまで怒んなくても…」
《もう……こんなッ…ことに、なるならッ、根元と出会わな、ければッ良かっ……た…ッ》
ええええ!!!
高木が見せたいものを見ないだけでここまで言われんの!!?
てか泣いてる!?
泣いてんの高木!?
