かくかくしかじかで、まあそんな感じだ。
つまり、根元は猿と格闘し、見事勝利したようだ。
「サンキューねもっちゃん!!猿と闘うとかお前犬みたいだな!!」
山田が根元の頭を撫でた。
すると根元はいきなり目を見開いた。
山田より目が飛び出そうで危ない。
念のために根元の顔の下辺りに手を添えて、いつ目が落ちてもいいように準備した。
根元、怒鳴り出す。
「俺は猫派だ!!!」
最近ちょっとおかしい根元に、ようやく落ち着きを取り戻した山田が言った。
「何でそこでキレるんだよ。ちなみに俺は犬派」
僕は猫派かな。
ところ変わってただいま帰りのバスの中。
僕は大量のお菓子を貪っていた。
そんな僕を山村が呆れた目で見ながら言ってきた。
「よくそんなに食べれるね…見てるこっちが気持ち悪いよ」
続いて山田。
「そのちっちゃい体のドコにそんなに食いもんが入るんだよ」
何か『ちっちゃい』が強調されてた気がするんだけど…。
まあいいや。
「食べた栄養はこれから身長に使われる予定なんだよ」
「脳の活性化にも使われればいいのに」
…根元が冷たい目をしながらボソッと言い放った。
「あ、ごめん今の一人言」
