「…え?何?」
見せびらかして何がしたいんだよ!!
嫌がらせか。
このチビ……!!
「何って…クマちゃんだよ」
「ああ…」
「山田?可愛くない?このクマちゃん」
「ああ…」
「買って正解だよね、クマちゃん」
「ああ…」
「…受け取らないの?いらないのか、クマちゃん」
「ああ…」
…って……
「え!?」
「あげるよ」
「くっ、くれんのか?」
「うん」
「え?え?え?」
「ウザいよ山田。んでこっちは春紀と捺月」
高木が可愛らしい笑顔でクマを春紀と捺月に渡すと、二人は嬉しそうに受け取った。
「「ありがとう!!」」
…うん、まあ………
クマちゃんもらったからどうでもいいや。
よし、このクマちゃんの名前はメリーちゃんにしよう、と心に決めた俺だった。
