「僕もお気に入りのクマがあるんだ!見て!」
文字では伝わらないが、今の高木は声のトーンがめちゃくちゃ上がっている。
さらには語尾にハートマークまでついていそうなしゃべり方。
高木だからこそ許されることだな…。
とか思いつつ、何気なく高木がどこからか取り出したクマを見た。
「!!!!」
俺はかなり驚いた。
高木の持っているそれは…
「ベアちゃんんんんん!!!」
そう。
俺のベアちゃんと同じだったから。
俺が何故か興奮していると、また高木が口を開いた。
「違うよ、ベアちゃんじゃない。これはクマのブーさんだよ」
すると根元が叫びに近い声で言った。
「ネーミングセンス悪っ!!!!」
