【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋

「ヒカルくんは、かっこいいもんね」


「そうでもないよ」


あたしの言葉に、ヒカルは照れたような、少し困ったような顔をした。


「ホストって、大変?」


「まぁね。最近は、もうなれたけど・・・」


「ねぇ・・・、どうしてホストになったの?」


「金が必要だったから」


ヒカルはあたしの問いかけに対して、ため息をついた。


「親が借金取りに追われててさ・・・。妹はまだ小さいし・・・。


それでおれも稼がなきゃって思ったわけ。中学卒業して、高校行くのはやめて、働き始めた。


それで18になってすぐに、もっと稼ぐためにホストになったのさ。


おれが今一番家で、稼いでる」