あたしには、母との苦々しい思い出のあるあのぼろい家だけが残された。
お金はほとんど残っていなかった。
最後の最後まで、母は酒瓶にお金を使ってしまった。
でも奇跡的に、火葬代金と墓代だけは取ってあり、あたしのかわりに近所の人が火葬して、墓に入れたらしい。
「一度、行ってみたらどうかな?色々と整理する物があるだろうし」
ヒカルは言った。
「うん・・・」
あたしはうなずいた。
正直、行きたくなかった。
でも一度は、整理のために行かなければならない。
お金はほとんど残っていなかった。
最後の最後まで、母は酒瓶にお金を使ってしまった。
でも奇跡的に、火葬代金と墓代だけは取ってあり、あたしのかわりに近所の人が火葬して、墓に入れたらしい。
「一度、行ってみたらどうかな?色々と整理する物があるだろうし」
ヒカルは言った。
「うん・・・」
あたしはうなずいた。
正直、行きたくなかった。
でも一度は、整理のために行かなければならない。


