【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋

「何だか、美輝を追い出すみたいな感じになってごめんね」


奈緒子さんはすまなそうに言った。


「ううん」


あたしは首を振った。


「あたしもそろそろヒカルと一緒に住むこと考えてたから。奈緒子さんは、ここでだんなさんとラブラブ生活をエンジョイしてね!」


「美輝もいつでも遊びにくるんだよ。わたしたちは姉妹なんだから」


「うん!」



そういうわけで、あたしは15歳のときに初めてやってきた奈緒子さんの部屋を出た。


ここはあたしにとって、お姉さんのいる実家みたいな感じ。


これからは、ヒカルと新生活がスタートだ。