【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋

それから一週間後・・・。


あたしは見知らぬ男とラブホテルの近くで待ち合わせをしていた。


相手は、母の携帯電話から、こっそりアクセスした怪しげなサイトで知り合った男だった。




男は約束の時間にやってきた。


30代の小太りの男だった。


本来、中学生はラブホテルに入れないことになっているが、止められなかった。


ホテルの従業員は、違法なことをやめさせるよりも、利益が最優先なのだろう。




あたしはお金と引き換えに、知らない男に抱かれた。


お金はあのとき、あの男に忠告された通り、先に受け取った。


おたがい本当の名前も知らない。


住んでいる場所も知らない。


どこで何をしているのかも知らない。


知っていることは、ただ一つ。


セックスするために会ったということだけ。