幸せの契約

広い吹き抜けの玄関ホール
目の前には2つの木目調の階段が平行して二階に延びる

木目の自然な色合いと
落ち着いたベージュをメインにした

優しい雰囲気

「向かって左手のドアが客間です。中央のドアは食堂、右手のドアは厨房となっています。

鈴様のお部屋は二階となっております。
どうぞ。」


犬居さんに続いて階段を上がった


見たことの無い
キレイな絵や
花が所々に飾ってある


階段をあがると一台のピアノが目についた


「鈴様は音楽に長けているとの事でしたので。」

優しい微笑み


「中央のドアが鈴様のお部屋ございます。右のドアは私の部屋に繋がっていまして、左のドアは客室が二部屋ございます。」


私は中央の部屋に入った