幸せの契約

「そうですね…。

私達執事はそれなりに高額なお給金をいただいております。普段仕事で必要なものはお屋敷から支給していただいておりますし…

一番大切なのは、相手への気持ちではないでしょうか?

鈴様が一生懸命考えたものならば、何よりも素敵なモノになりますよ。」


樽見さんの笑顔がなんだか犬居さんと重なって見えて

少し胸が高鳴る



私が一生懸命考えたもの




犬居さんにあげたいもの…


かぁ…