♯゜+姫+゜♯





「もう、ともくんのバカ!!」



「ごめんな。百合。」



そういってともくんは私を抱きしめた。





ともくんはしばらく私を放してくれなかった。




「ともくん、お風呂入りたいんだけど。」



「あぁ、ごめん。ゆっくり入ってきなよ。」







私は着替えを持ってバスルームに入った。




お風呂から上がるとともくんが電話をしていた。




「ごめん・・・七海・・・い。好き・・・・・だけだから。」





はっ!?好きなのは七海って子なの?



私はどうなの?



ガタン




私はケータイを落としてしまった。





「百合!?」





私はコテージを飛び出した。