「もう、ともくんのバカ!!」
「ごめんな。百合。」
そういってともくんは私を抱きしめた。
ともくんはしばらく私を放してくれなかった。
「ともくん、お風呂入りたいんだけど。」
「あぁ、ごめん。ゆっくり入ってきなよ。」
私は着替えを持ってバスルームに入った。
お風呂から上がるとともくんが電話をしていた。
「ごめん・・・七海・・・い。好き・・・・・だけだから。」
はっ!?好きなのは七海って子なの?
私はどうなの?
ガタン
私はケータイを落としてしまった。
「百合!?」
私はコテージを飛び出した。
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