♯゜+姫+゜♯





俺が目を開けると百合はまだ寝ていた。




俺は百合を抱きしめてもう一度寝た。









ピルルルルル。



「はい。」



『知稀!!いつまで寝る気?もう12時よ。』



電話の相手は紗恵。お袋だ。




「分かった。今起きる。」



俺は電話を切った。





「ともくん?」



「百合。もう起きよ。」



俺と百合は着替えて外に出た。



「おぉ、知稀!!百合と付き合ったんだってな。」


「龍牙。いつ来たんだよ。」


「さっき。お前らもうヤったんだな。寝すぎだろ。」


「百合に俺余裕なかったわ。」