♯゜+姫+゜♯




「百合。」



私はともくんの方に振り向かされた。



「可愛いよ。」



そういってキスされた。



私はびっくりして声も出なかった。





唇が離されて私はやっとキスされた事が分かった。




「ともくん・・・」



「ごめん百合。嫌だったよね。俺行くわ。」



そういってともくんは部屋から出て行こうとした。



「待って。嫌じゃないよ。でも、ともくん彼女いるのにキスしちゃダメじゃん。」




私は泣いてしまった。





「百合。俺彼女いないよ?」



「へっ!?」



「俺昔から百合好きだし。」



「でも、この前街で歩いてたよね女の人と・・・」