「ねえ仁くん、キュウリってどうやって切ればいいの??」
俺はまいに1から教えてやった。
だって将来はまいの手料理とか食べたいじゃん??
「こっ、こんな感じ?!」
トントン……―――
「うん、上手いじゃん!!」
まいは俺に褒められたのがそんなに嬉しいのか、鼻歌を歌いながらキュウリを切っていた。
なっ、なんか危なっかしいな…。
そう思った矢先……―――。
「いたっ!!!」
まいの綺麗な細い指から血が流れた。
「おいっ!!大丈夫か??」
俺はまいの指から出た血をペロリと舐めた。
「なっ////仁くん!?」
まいはとても恥ずかしそうにしていた。
「消毒だっ!!」
そして俺はまいに絆創膏をはってやった。
「ありがとう…/////」
そして俺たちはなんとかサンドイッチを作る事が出来た。
「おいしそうに出来たね!!早く食べよう。」
まいはとても嬉しそうにしていた。
「おう!!」
その笑顔につられて俺も笑顔になる。
まいが居るから俺はいつも笑顔で居られるんだよ…。
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