Sweetなキミへ

たまたま見ていた店頭に現れたのは、部活帰りなのか、数名の友人を連れた遥だった

それと共に、姉貴が厨房に顔を出す


「拓哉!遥ちゃん!!職権乱用許してあげるから、行っといで!!」


振り返ると、親父と佐々倉さんに朝生さんが頷いている


うわ~、俺めっちゃ見守られてるんですけど!!


これで滑ったら最悪だなぁと思いながら、ずっと冷蔵庫で眠っていたスイーツに手を伸ばした

ケーキを温めて、熱いケーキによみがえらせる

アシェットにケーキをのせて、飾り付けをしていく


遥を想って、遥のためだけの1作品