「おい、いい加減離せよ。」 「ごめんごめんっ」 「生徒会の時間はまだだろ?」 「稲田先輩のことで会議するみたい」 「ふーん」 なんぼ俺らが話しても、眼鏡割るくらい腹立ったなら生徒会に入ることはないと思うけど… 「遅かったな!」 金髪の髪をかき上げながら、細くて美形の桔平先輩は言う。 「すみません!亮が遅くてっ」 「…すみません。」