それは結構衝撃だった。


いきなり部屋に入ってきた陽菜が真っ赤な顔をして


「どぉしよぅ…カズくん。好きって。付き合ってほしいって」


「は?」


それはもしかしなくても


「男の子に告白されちゃった」


俺が大学行くようになって一緒に登校することがなくなったら速攻これかよ。


「なんて答えたらいいのかわからなくて…」



なんで断らないんだよ!



…あれ?



陽菜にとにかく落ち着け、とアドバイスに全くならない答えを出して、家に帰した。


あれ?