「…へぇ。見た目、俺とタメかと思ったけどいくつ?」
「16。高2。」
「あ、やっぱりな!俺ドンピシャ!俺も高2!」
「そっか」
なんか、不思議な感じだな。うちの学校の人じゃないのは分かってるけど、こういうタイプの人ってわたしの周りにはいないから新鮮な感じがする。
そもそも、この人とこんな形で話してることも不思議。
「でさ、勢いで連れてきちまったけど時間大丈夫なの?親とかさ」
「あ…」
21:55…かなり、やばいこれは。とりあえずメールを一通、お母さんに『今日友達んちに泊まる』、と送った。
メニュー