一通り笑い終え、携帯のアラームをセットし、電気を消してベッドに入る。
さっき迄喋ってたせいか、横にミクは居ないのに、自然と腕枕用にと腕を横に伸ばしていた。
今度はそんな自分の行為に苦笑する。
ベッドに入り、明日からの仕事の事を考えながらも、ホワイトデーの事で頭がいっぱいになっていた。
今度は俺がミクの気持ちに応えなきゃな…
ミクの想いがいっぱい詰まったチョコに負けないような、俺の想いがいっぱい入った婚約指輪。
びっくりする顔と赤くなる顔が、今から想像出来てクスクス笑いながら眠りに就いた。
もうちょっと…
待っててな…
ミク………。


