学校を出てすこし話していると廉が「着いたよ。」といった。

そこは、意外に学校の近くで、小さなケーキ屋さんだった。

「美優?どうしたの?ここヤダ?」

「いやじゃないよ!こんな所があったなんて知らなかったから。」

こんな所があるなんて全然知らなかった。

「廉は、なんでこのお店を知ってるの?」