佑馬は、口にあてた人差し指を、そのまま窓に向けて、 「虹。」 と言った。 「すご・・・い・・・。」 美未はすごく驚いていた。 俺は、こんなにキレイな虹を見たのは初めてだった。 こんな奇跡・・・めったにないよなぁ・・・? 「なぁ・・・? 美未。」 素直になろう。 「ん?」 今こそ。 「付き合ってください。」 *END*