「じゃあ、戻ろうか!」 『・・はい!』 立ち上がると、何となく誇らしげな自分がいた。 「真由美!!!!」 『お母さん・・・』 お母さんが、走って私の所にきて、私を抱き締めた。 『っえ!? どうしたん?・・・お父さんも。』 お父さんは笑顔だった。 あんな事、言ったのに。 優しい笑顔だった。