「仮にも彼氏が迎えに来てあげたんだから少しは嬉しそうな顔できないの?」 あ……そういう意味ね 「……」 「そんなんじゃすぐ根津にばれるよ」 「……」 その後、すぐにカバンを持ってきてくれた朱夏にお礼を言って 黒崎と一緒に学校にむかった。 「…だもん」 「え?何??」 ゙根津かと思ったんだもん゛ 近所に住む根津が来てくれたと思ったんだもん。 黒崎はあたしがボソボソと喋った声が聞き取れなかったみたいで、ちょっと苦労していた。 ちょっとだけ それで良いと そう思った。