「逆に聞くけどさぁ」 「え?」 「おまえは宮崎にエムド行こうって言えるの?」 根津が空になったはずのコーラを飲む。 宮崎とは、あたしが1年生の時に好きだった男の子だ。 もの凄いマイペースな男の子。 いつも幼なじみの女の子と一緒に居てそれを見ているのが辛かった 「宮崎に?」 「そう」 「言えるよ」 あたしが当たり前でしょ?といった感じに根津に伝えると 根津は少しあっけにとられたような表情になった。 「言えちゃうんだ?」 「うん」 「振られたのに?」 「うん」 「なんで?」