「つまり、俺はもういらないね」 あたしは黙っていた。 「俺はもう根津じゃないから」 やっぱ気付いてたか。 根津の代わりにしてた事。 「そんで、1人で前に進めるんだっけ?」 そう。 後ろはもう見ない。 1人で、黒崎も根津も見ないでしっかりと歩ける。 前だけを見て 自分を支える。 「でも、俺には千夏チャンが根津と松尾が別れたから俺と別れるように見えるんだけど?」