―受験当日― 無事成績も2つあがり瑠海と一緒につばさ高校の推薦を取ることが出来た。 「美愛、お前なら出来る!精一杯頑張って来い!」 「うん!頑張るね!」 「あっ!駅まで送ってやるから乗りな!」 「ありがとう。」 あたしは車で駅まで送ってもらった。 駅に行くと瑠海と聖剛が手を繋いで立っていた。 「瑠海~おはよ!」 「おはよ美愛!今日は寝坊しなかっただね!」 「当たり前じゃん!」 「じゃ行こうか!」 瑠海の一言であたしたちは動き出した。