「ハア・・ハア・・・・。」



何も音のしないこの部屋に、私の荒い息の音だけが鳴り響く――・・。



今のは一体・・なんだったんだろう。




「優梨?」




って呼ばれて慌てて逃げてきてしまった。





とりあえず・・・。



松田にメールしよう。



[今日やっぱいけない。]


って。



―もう時間ないし。


そういう気分じゃなくなった。