眠り姫☆【番外編】

だけど、




「姫！」




朝起きてきた奏斗は、少し怒っているようだった。




「俺何時くらいに寝てた!?」


「えっと、２時くらいかな？」


「起こしてくれると嬉しかったのに…」




そんなこと言われても…

気持ち良さそうに寝てたんだもん。




「今日は日曜日だし、少しならいいと思って…」


「ダメなんだ…明後日までなのに…」


「まだ時間はあるよ？」


「どこがだよ…」




また、部屋に引きこもっちゃうんだ。


今すぐに"認められること"が必要なの？


身体壊しちゃったら元も子もないんだよ？