「留太さん、授業も終わったことですし、帰りましょうですー」

「ばかっ!!人前でそんなこと言うなって」

「すみませんですー」

パサッ

「あの・・・」


2人が振り返るとそこには・・・




「こっこここここのみちゃん!!」

留太はとても緊張しているようだ。
小羽は笑顔で

「なんでしょうかー?」

「小羽ちゃんのポケットからハンカチ落ちたよ。はい!!」

「ありがとうですー」

「よかったら友達になってくれないかな?」

「わたしでよかったら大歓迎ですー」

「わたし、このみ!!よろしくね。小羽ちゃん」

「よろしくなのです!!」

この2人の会話を留太はただただ見ているしかできなかった。