人間不信






 少し落ち着いた頃、彼女は『ひとり』ではなくなった。





 ひとりの『仲間』を見つけたのだ。





 『仲間』は『ひとり』だったがいじめの対象ではなかった。






 彼女は私を避け始め、一言も口を聞かなくなった。