「弟いたの?」 「えっ? 和海と話してなかった? てっきり知り合ったんだと思ってたよ」 「えっ!?和海くんが弟なの?」 これまた驚愕の事実。 でも妙に納得。 和海くんを初めて見たとき、 知ってる人な気がしたもん。 よく考えればタクさんに似てたんだ・・・。 一人納得して頷く私に、 タクさんは小さな笑い声を漏らした。 「何よー」 「何でもない」 ははって楽しそうに顔を歪めて、 頭をぽんっと叩く。 いつもなら当たり前のことなんだけど、 今日は妙に心がざわつく。