「入らないの?」 ハルくん・・・。 彼は寒さで鼻が真っ赤になってて、 いつも通りの笑顔だった。 昨日傷つけたのに・・・。 彼を好きになれたら本当にいいのに。 私の手をとると、建物の中に入っていった。 みんなの視線が痛い・・・。 そりゃそうか。 彼はこの塾でもモテてたしね。 少し天然の彼は気づいてないんだろ。 手を繋いで塾に行ったせいで、 私がみんなから嫉妬されてるってこと。 席につくと、数人の女の子が恐る恐る尋ねてきた。