ちょっと軽くなった心、温まった体。 足取りも軽い。 家に帰り、 その夜は今日別れた彼のことを思い出さずに眠った。 次の日の夕方は塾があって、私は席に着く。 すでに隣の彼は来ている。 そう、昨日別れた彼は隣の席の彼。 気まずいな、とは思う。 でも、何か平気だ。 別れたことを知られてるからか、 彼の友人達も私には話しかけない。 何事もなく塾が終わって、 塾のあるビルから出たとき、手を掴まれた。 振り返ると、彼の友人A。 名前は知らない。 くるくるの天然パーマで、ひょろっとしてる。