黒のコートってことしか情報がなくて、
黒のコートの怪しい男を見つけても、あまりの人の多さにホントにこいつなのかわからなくて不安だったけど・・・
俺は天に恵まれていた。
9時になった瞬間、ナイフを取り出しやがった。
そして、上がる女の悲鳴。
「キャー!!」
サイコーだった。
ゲームなんかじゃ味わえない、サイコーの臨場感だった。
俺はさらに盛り上げるために叫んでやった。
「あいつ、ナイフを持っているぞっ!!」
ああ。
それを言った瞬間にざわつきだす周りの人間。
今、思い出しただけでもゾクゾクする。
でも、一番サイコーだったのは人を刺した瞬間だ。
人ごみが一気に引いて、実に狙いやすかった。
男は倒れこんだ女に集中していて、周りなんか見てなかった。
男がナイフを振り上げた瞬間、俺は奴の背中をめがけて突進した。
ナイフを握りしめた状態で。
黒のコートの怪しい男を見つけても、あまりの人の多さにホントにこいつなのかわからなくて不安だったけど・・・
俺は天に恵まれていた。
9時になった瞬間、ナイフを取り出しやがった。
そして、上がる女の悲鳴。
「キャー!!」
サイコーだった。
ゲームなんかじゃ味わえない、サイコーの臨場感だった。
俺はさらに盛り上げるために叫んでやった。
「あいつ、ナイフを持っているぞっ!!」
ああ。
それを言った瞬間にざわつきだす周りの人間。
今、思い出しただけでもゾクゾクする。
でも、一番サイコーだったのは人を刺した瞬間だ。
人ごみが一気に引いて、実に狙いやすかった。
男は倒れこんだ女に集中していて、周りなんか見てなかった。
男がナイフを振り上げた瞬間、俺は奴の背中をめがけて突進した。
ナイフを握りしめた状態で。

