夏美さんが、ドアを開けて笑顔で出迎えてくれる。 「いらっしゃい、美緒ちゃん♪」 「美緒ちゃんだけ?オレは?」 健ちゃんの不満そうな声に奥であっちゃんの声がした。 「お前は来すぎだ。いつまで大学ん時のままでいるつもりだよ。まぁでも今日はオレの可愛い妹に免じて許してやろう。」 妹… 思ったよりも心にズシッとくるな。 あたしの知らないあっちゃんがここにいる。 アタシの知ってるあっちゃんは、いつも優しくて、憎まれ口なんて言わない…